野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

【クレジットカード】MUFGプラチナアメックスを解約します

 

これまで、メインカードとしてMUFGプラチナアメックスカードを使用していました。

JALマイルの還元率が高く、プライオリティパスが家族会員も無料で取得できるなど、割とお得ではありました。

yaseidoc.hatenablog.com

 

今回解約を決意した理由は3つあります。

 

①家族会員のプライオリティパス

家族会員のプライオリティパスの使用機会はありませんでした。実際、JALの上級会員を持っているので、私のようにLCCを乗るのでなければ、大概の場合はoneworld系列の航空会社を選び、ラウンジに入ることができます。

また、万一プライオリティパスがほしければ、年会費1万円の楽天プレミアムカードがあれば十分だという結論に達しました。

 

②マイル移行手数料が高い

これが一番の理由です。

確かにマイルはものすごくたまりました。しかし、そのたびにマイル移行手数料がかかります。

まとめて行うと10万円近くかかりました。

これなら、年会費5万円クラスのクレジットカードと同じです。

 

③マイル移行が面倒

しかも、そのマイル移行がハガキでの申請です。

これは面倒です。単なる数字の移行なのに。

年に数回なのですが、私にはこれが耐え難い無駄のように思えました。

というか、この姿勢が気に食わないですね。

なぜこの時代にハガキでの手続きで、しかも

 

 

MUFGとセゾンの違い

結局、セゾンプラチナビジネスアメックスに移行することにしました。

マイル還元率は若干下がりますが、こちらは年間200万円以上使うと年会費は1万円。

マイル移行は自動で無料です。

まとめると以下の表のような違いがあります。 

 

  MUFG セゾン
マイル還元率 1.36% 1.125%
年会費 2万円 1万円(200万円以上利用時)
マイル移行手数料 参加年会費が3240円
移行手数料が6480円
無料
マイル移行手続き 郵送 自動

 

仮にマイル移行手数料がゼロ円だとすれば、年間450万円程度利用すればマイル還元率の差でMUFGの方がお得になります。

しかし、以前の考察でも述べていますが、このカードは使えば使うほどお金がかかります。

3年間で1680万円使用するならMUFGでは228400マイル、セゾンでは189000マイル。

MUFGの方が39480マイル多くたまります。

このマイル移行手数料は、だいたい6480*15+3240=100440円かかります。それに加えて年会費がMUFGの方が1万円高いので、3年間で3万円かかります。

つまり、MUFGの方が40000マイル多くたまる一方で、それを取得するためにかかる費用が、MUFGの方が13万円かかります。 

 

3年間で1680万円使ったときのマイル、かかるコストまとめ

同じくJALマイル高還元率カードとして有名なSPGアメックスも含めて、3年間で1680万円使ったときに取得できるJALマイル、かかる費用をまとめました。

  MUFG セゾン SPGアメックス
取得マイル 228480 189000 210000
かかる費用 165240 32400 100440
マイル/円 1.38 5.83 2.09

 

カードにかかるコスト1円あたりどのくらいのマイルを取得できたかについては、セゾンプラチナビジネスは圧倒的です。

一方で、JALマイルは購入できないのでプライスレスという考え方も可能です。ビジネスクラスの特典航空券であれば1マイル5円くらいになることもあります。

したがって、なにがなんでもJALマイルをほしいという方もいるでしょう。

そのあたりは考え方次第です。

 

まとめ

まとめると、効率的にマイルを取得したい人にはセゾンプラチナビジネスアメックスがおすすめ

一方で、効率は悪くてもとにかくマイルがほしい人にはMUFGプラチナビジネスアメックスがおすすめです。

私の場合は、年間4万円の節約を取りました。

 

考察前はセゾンプラチナビジネス一択だと思ったのですが、ちゃんと計算してみると意外とMUFGプラチナビジネスも悪くないですね。

だからこそ、MUFGにはなんとしてもユーザビリティの改善を検討していただきたいところです。

なんとなく、ニコスは殿様商売で、MUFGプラチナアメックスのブランド価値を高めようという意志を感じないんですよね…。