野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

じぶん銀行の住宅ローンを使うことにしました

ひょんなことから、家を買うことにしました。持ち家賃貸論争に興味はありません。良いのがあったから買います。

そこで問題になったのが住宅ローン。

右も左も分からない状態でしたが、色々調べているとみえてきたのでまとめます。

 

①審査を通るには会社員の方がいい

私は以前、自分法人をつくって保険加入することで保険料が節約できると書きました。

yaseidoc.hatenablog.com

 

実際このとおりですし、その準備を進めていたところでした。

しかし、住宅の購入を考えている方は法人での保険加入は待った方が無難です。

なぜなら、住宅ローンの審査において、法人代表者という属性は非常に不利に働くからです。

特に、副業による自分法人はどうしても赤字になりやすいため、住宅ローンはまず通りません。

したがって、病院の協会けんぽに入れてもらうことがおすすめです。

同様に、大学院生などで国民健康保険になってしまっている方も、住宅ローンは不利です。医師国保なら少しはマシなのでしょうが。

もし健康保険の加入場所を選べる方がいれば、なるべく大きいところの健康保険証を作っていただくのが一番無難です。

例えば医師であれば、大学院生の間に非常勤に変わって健康保険を抜けていたなど、在籍期間が保険加入期間より長い場合があります。そのときはそれをアピールするために所属病院に在籍証明書をつくってもらえれば安全です。

 

②申し込むならネットバンク おすすめは楽天銀行

住宅ローン自体はどこもあまり変わりません。

金利が0.5%未満と安いのはネットバンクですが、メガバンクも0.5%程度と負けていません。

ただ金額が大きい話になるので、やっぱりネットバンクがおすすめです。

で、この金利なのですから当然フルローンがおすすめです。代表的なネットバンクを書いておきます。

1. 楽天銀行

住宅の金額が大きい方には楽天銀行がおすすめです。金利は0.5%超とメガバンクと同程度ですが、手数料が30万円(税抜)と一律で安いからです。

www.rakuten-bank.co.jp

一億円の家であれば大抵200万円以上の手数料(または保証料)が発生します。

トータル返済額で考えると、より低金利住信SBI銀行やじぶん銀行の方が安いです。しかし、現在において35年同じ家に住むというのはあまり現実的ではないでしょう。途中で売却することを考慮するなら、イニシャルコストが安いのは非常に魅力的です。

仮審査が終わると、書類が送られてきて、必要書類をまとめて送る必要があります。

 

2. 住信SBI銀行

ネットバンクの住宅ローンの代表格です。

moneyzine.jp

変動金利は0.45%、三井住友信託銀行の口座をつくると0.447%にまで下がります。

ダイナースクラブカードとかを安く維持したいなら三井住友信託銀行を持っておくのもいいのですが、敢えてそこまでする必要もないかと考えました。

ネットバンクですが手続きが書類です。楽天銀行もそうでしたが、記入して送付するのはやや面倒でした。

また注意点ですが、住宅ローンに含まれる諸費用の上限は300万円のようです。

 

3. じぶん銀行

現在住信SBIに追いつけ追い越せで頑張っているのがじぶん銀行です。

moneyzine.jp

融資実行額でいうと住信SBIの1/10です。金利は0.457%と住信SBIよりもやや高い。

ですが、価格コムによるとキャンペーンで営業をかけているようで、0.43%という金利を提示された方もいるようです。

また、手続きは書類をアップロードすればいいので、住信SBIよりも楽です。

ネットバンクの割に適宜電話をかけてくださるなど対応は丁寧でした。メッセージボックスがないのが不便だと最初は感じましたが、書類に不備があってもメッセージボックスにコピペメッセージしかくれないUFJよりも丁寧に教えていただきありがたかったです。

 

③保証料と手数料の違い

最近は、住宅ローンの保証料をとらず、手数料をとるところが増えています。

・・・といっても意味不明ですね。こちらからするとお金が取られることに変わりありません。

手数料は、要するに返金しませんという意味です。

保証料は返済者の保証をする手間賃という名目なので、繰り上げ返済されると保証料を一部返金する必要があります。

しかし、手数料であれば融資の手数料なので、返金する必要がありません。

金利で利益幅が少なくなっているため、金融機関が返金不要の手数料という形式で利益を確保しているということです。

 

④できるだけフルローンで

住宅ローンは融資商品のなかでは破格の低金利です。諸費用もなるべく住宅ローンで借りてしまいましょう。

浮いたキャッシュフローを低リスク投資に回しても十分にお釣りが来るからです。

元金均等返済か元利均等返済かでは、融資最大額が大きい元利均等返済がおすすめです。

ちなみに、じぶん銀行では最終契約時に元金均等返済か元利均等返済かを選択できる形式のため、どちらを選んでも融資最大額は変わりません。したがって私は元金均等返済を選びました。

 

⑤私はじぶん銀行

私が選んだのはじぶん銀行です。

 

⑥感覚を掴むために最初は本命を避けるのが無難かも

もし契約日(融資実行日)まで2ヶ月以上あるなら、最初は本命銀行を避けてメガバンクなどを申し込んでみて担当者の方に色々質問してみるのもいいかもしれません。

住宅ローン相談窓口もおすすめです。最大融資額などの考え方を教えてもらえます。

慣れると必要書類の準備もスムーズに済みます。

 

大きな金額の買い物なので、少しの金利で返済額も大きく変わります。営業の人の態度で流されるよりも数字で決めるべきです。お気をつけください。

住み替えのタイミングで売却するか賃貸に出すのか考えることになりますが、楽しみです。