野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

EndnoteやMendeleyよりも断然Evernote

論文整理をされている方は多いと思いますが、どのようなソフトを使っているでしょうか?

おそらくEndnoteのシェアが最も高いでしょう。
参照文献リストをアウトプットする能力にも優れていますし、安定しています。
購入するのにお金はかかりますが、論文を書く上では欠かせないソフトだと思います。
しかし、論文のpdf管理には向いていません。
なぜなら、クラウドがしょぼい。
ときどき消える。論文に文献を載せるだけであればダメージは少ないですが、pdfを保存していた場合のダメージは相当です。

Mendeleyを使う人もいます。利点は無料というくらいでしょうか。
しかし、所詮はフリーソフトで、ワードファイルへのアウトプット能力などはEndnoteのほうが優れています。

そしてEvernote
pdfを保存するには断然Evernoteが便利です。
まず、タグによる管理が可能です。タグ付けが可能になることで、検索が格段に簡単になります。
分野、雑誌名、年、キーワード、すべてをタグにしてしまえば、あとから簡単に検索できます。
さらに、pdfファイルだけでなくコメントも一緒に保存できるので、「~に関する論文」というコメントを記載できます。
さらに、pdfを編集することまでできます。
重要な部分にマーカーを引いておけば、あとから検索できます。

そして、データがクラウド化されるため、どこでもいつでも論文を読み返すことができるという利点もあります。研究室のPCでevernoteにアップしておけば、家でも見返すことが可能です。

唯一残念なのは、pdfの編集機能です。
マーカーを引くなどの作業は簡単ですが、コメントを書くことが困難です。
文字を打ち込む機能はあるのですが、pdfの余白へ書き込むなら手書き入力をしたいところ。ですが、evernoteの手書き入力は修正がきつすぎます。図形を書き込むことしか想定されていないようで、直線になってしまったり円になってしまったり、実用に耐えるようなものではありません。
せっかくpenultimateという手書きappもあるのに、そこではpdfを読み込めず、機能を活かすことができません。

わたしは、evernoteに原本pdfを保存したうえで、別のアプリで開き、そこで書き込んだりマーカーを引いて読んでいます。読み終わったものもevernoteに保存しています。そうすると、原本verと読んだあとverがあるため、あとから見返すときにも便利です。

会社の資金繰りに課題はあるものの、ノートアプリとしてはonenoteよりも便利なEvernote
現在はGoogleドライブとの連携など、機能強化が進みます。
当然、前者二つのソフトに比べて進化も速く、どんどん便利になっていくと期待できます。
論文をガンガン読む人ほど、Evernoteを使ったほうが良いかと思います。