野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

【オプション取引】18ヶ月7.5%利回りの商品は年利に換算すると4.9%

オプション取引の勉強をしています。

実務家のためのオプション取引入門

実務家のためのオプション取引入門

 

数式が多いですが、なかなか面白いです。

特に、いかなる投資にも役立ちそうな考え方が、「将来の資産価値をディスカウントして現在価値を求める」というものです。

 

資産は複利で管理するため、原資を100万円とすると、年利5%で運用すると翌年は105万円になります。

つまり、年利5%で運用する人にとっては「1年後に105万円もらう」というのと「いま100万円もらう」ことが同価値となります。

 

レバレッジをかける利点もここにあります。

レバレッジをほどよくかけることで自由に使えるお金が増え、その分を低リスク運用に回せば、通常の取引よりもリターンを大きく狙えます。

 

また、年利換算の考え方も面白いです。

例えば、表題のとおり18ヶ月7.5%利回りの商品を例に考えてみます。

これの年利をx%とすると、(1+x)^1.5=1.075と表わせます。

資産は複利で増えるため、1+xを1.5乗したものが107.5%です。

これを計算すると、x=4.9%となります。

大事なのは、単利で計算するよりも実際の年利は少し低いということです。

単利計算の場合、例では年利5%と計算されます。

 

ソーシャルレンディングなどで長期間の融資を行う商品は一見魅力的に見えます。

しかし、実際の年利を計算してみると、意外と小さい場合もあるかもしれません。