野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

不動産投資とFX自動売買の類似点

FXの自動売買のうちループイフダンは、元手が少し必要ですが、どんな相場でも対応できる方法です。
含み損が膨らむので精神的に辛いのですが、私はループイフダンは不動産投資に似ていると思います。

ちなみにループイフダンとはこちら
https://yaseidoc.blogspot.com/2017/05/fx.html

①投資資産を購入する
まず、不動産投資では不動産という現物を購入しますが、ループイフダンではポジションを購入していきます。円が上がるとともにポジションが次々増えて含み損が膨らみます。
これは、不動産を購入したのと同じです。
不動産との違いは、ループイフダンは流動性が高くいつでも資金を引き上げられることです。

不動産でしたら、売却のときに景気が悪いと買い手がつかず、出口戦略が見えなくなってしまいます。一方FXであれば、一瞬で手仕舞いが可能です。

②フロー収入を重視する
そしてこの資産がフロー収入を生み出します。不動産の場合は家賃がフロー収入となりますが、ループイフダンの場合はドル円の波で得た利益確定分がフロー収入となります。
ここで、頭の切り替えが重要です。不動産投資では、マンションの相場を常に見ながら家賃収入を考える人は少ないでしょう。それと同様に、ループイフダンも含み損は無視する心構えが重要です。つまり、マンションが値下がりしていると、本当はその分の含み損が生じているはずですが、不動産では売却しようとしない限り市場価格が分かりません。
FXだと目に見えてしまうから心配になりますが、実際は不動産投資よりもフロー収入が重要です。なぜなら、市場価値が下落することが多いマンションに対して、為替相場は常に波がありますから、次の円安の波が来れば含み損もなくなるからです。

私の場合は年間50万円ほどの確定利益がありますから、月5万円の家賃収入があるアパートを持っていると同じように考えています。値動きが小さいと利益確定ができないこともありますが、それは不動産でいう空室リスクと同様です。(少なくともトランプ政権の間はボラティリティが高いので大丈夫でしょう)仲介手数料もなく、劣化することもなく、災害リスクもないアパートです。

レバレッジを活かす
不動産投資がすすめられるのは、元手が少なくともレバレッジをかけて投資できる点です。例えば、1500万円のワンルームマンションを、100万円の頭金で残りをローンで購入するとします。そこで家賃収入が7万円とすると、フロー収入/原資はなんと80%になります。(実際はローンの金利や空き室リスク、諸経費がかかるのでそこまでうまくはいきませんが)
FXも同様です。しかも、銀行ローンを組まずにレバレッジをかけることができるうえに、海外FXであれば440倍など不動産よりも高いレバレッジをかけることも可能です。FXの場合は、例えば1ドル80円から120まで動く想定であれば、一つのポジションを0.01(1000通貨)とすると90万円の元手で十分です。実際1年で動くドル円の幅は10円あればいい方なので、30万円程度とすることも可能です。そうすれば、10年間のフロー収入の平均は6万円なので、フロー収入/原資は20%です。
私はほったらかし方針ですから150万円放り込んで0.06(6000通貨)で放ったらかしています。
これで年間10円前後の幅であれば放っておけます。さらにドル円が10円動くときは必ず政府の介入が入り値動きが激しくなり、利益確定も増えます。利益確定が増えると原資が増えますから、含み損に耐えやすくなります。
現に、私のいまのポジションは-30万円の含み損を抱えていますが、原資が200万円に増えているので、含み損を考慮しても170万円に増加しています。

最初はリスクを大きくとって、だんだんリスクを小さくしていくのが資産形成には重要ですから、年間300万円のフロー収入が確保できたら一旦放置しようと考えています。