野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

まだ医局で消耗してるの?

医療ミスにつながる医師の過労実態 聖職とする風潮が長時間労働を常態化
http://news.livedoor.com/article/detail/13094495/

確かに医師の労働時間は長いです。
ですが、医師は現在売り手市場なんで、勤務体系も選べるんですよね。
私は違いますが、麻酔科医であれば9時-17時 週4日勤務で年収2000万超えも可能です。
というのも、麻酔科医は全国的(特に東日本)に不足しているので、病院の手術件数は麻酔科医数で規定されることが多いためです。
病院にとって手術はドル箱なので、民間の病院は結構なお金をかけて麻酔科医を集めます。

だから、麻酔科医のような市場価値の高い診療科は、働き方にも自由がききやすいのです。

最悪なのは医局。
だいたい、大学の教授などは、若手の医師のことをお人形と思っているフシがあります。平気でこき使うし、相手がどのような意志を持っているかなどお構いなしです。
大学病院の医師の勤務時間は長いですが、患者を診察している時間は短いです。
というのも、カンファレンス(会議)、教授回診、それらの準備という雑用に追われるからです。日本の旧態依然とした企業が、余計な会議に追われて業務が片付かない、というのと酷似しています。

私は医局に属しませんでしたが、それを頑張って耐え忍んでいる同級生をみると悲しくなります。
イケダハヤト氏じゃないですが、「まだ医局で消耗してるの?」と。

もうちょっと合理的に考えた方がいいのではないでしょうか。
ずっと医師として仕事を続けるかどうかもわからないんだから、もらえるときにもらっておかないと損です。

きちんと休む医師の方が患者をきちんと診察できるということは、過去の医学研究でも多々示されています。
合理的に考える医師が増えれば、日本の医療ももっと良くなるでしょう。