野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

読者の方からの法人設立ご報告!

ついに!私のブログを読んだ方から、実際に法人をお作りになったというお知らせをいただきました。

一人でも、勤務医の方の考え方が変わることを願っていたので、めちゃめちゃ嬉しいです。

 

開業医の方は、個人事業主なのでもともと投資や節税に馴染みがあるため法人作成も自然な流れで行えます(もしくは作る必要がない)。

一方、労働条件面でも税金面でも搾取されやすい勤務医こそ、法人作成の威力があるのにしない方が多く、搾取され続けてしまいます。

 

勤務医はいわゆる一人法人のスキームは使えません。保険診療による報酬を法人への委託契約で行うことが法令上認められていないからです。

しかし、所得がある程度は高いので小規模企業共済を使った個人からの節税分だけで法人の維持コストはすぐ賄えます。

なので、「法人の維持コスト<個人の節税額」となり、ノーリスクで法人の維持が可能です。

一方で、「法人の維持コスト>法人の利益」であれば、法人税はかかりません。永遠NISA状態です。

もちろん法人の稼いだ額が増えると法人税もかかりますが、

「(投資利益−法人維持コスト)×法人税率>投資利益×20%(分離課税)」となる人はあまりいないでしょう。

さらに、法人での投資はあらゆる商品の損益通算も可能です。

FXであれば決算時の含み損も考慮できます。

 

私の妄想は、勤務医が全員個人事業主的な存在となることです。病院にスタッフとベッドを借りている、という認識になれば、患者さんは顧客になるので顧客満足度も上がるでしょう。

これは、医師のレベルアップにもつながります。学会参加や文献集め、医学書購入などの勉強料が経費で落とせるので、自己投資のインセンティブが生じるからです。

現在は病院が補助するところも多いですが、学会参加という名目で病院から出張費をもらったただの旅行になってしまっています。やっぱり自分の財布から捻出した経費であれば、無駄な勉強料はしないでしょう。

あとは勉強会という名目で製薬会社からのお金を巻き上げるのもいます。

 

こうして勉強料を病院や製薬会社にたかるようではいつまで経っても寄生マインドから抜け出せません。

専門医制度もそうです。口を開けて専門医資格をもらえることを待っているから専門医機構みたいなバカ集団にいいようにされています。

不確実性の高い現在、自分のやりたいこと、達成したいことの優先順位を考えたとき、私にはキャリアを医局に委ねる、専門医機構に委ねるという時間の無駄は耐えられませんでした。

 

自分の財布を築き、自己研鑽に励むことこそプロファッショナルとしての自立、自律につながると考えています。