野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

【論文】実はみんなしていた居眠り運転

運転していると眠くなることってありますよね?
ふと気づくと対向車線にはみ出してしまうなど、皆さんも経験があるのではないでしょうか。

交通事故の死亡者数は年々減少傾向です。けれども、自動運転でもないかぎり、完全にはゼロにならないでしょう。それに、運転中ついうとうとしてしまうというのは、誰しも経験があることでしょう。

そこで、居眠り運転についてどのような医学研究があるのか調べてみました。

以下は、アメリカのNational Sleep Foundation(国立睡眠財団)が行った調査結果です。
これによると、運転手のうち
・眠気を感じながら運転したことがあったのは六〇%
・1年間のうちにうとうとしたり、眠ってしまったことがあるのは四〇%
・月に1回以上、居眠り運転をしたことがあるのは二五%

さらに、一〇代では、
・1年間のうちに居眠り運転をしたのは五〇〜七〇%
・週に1回以上居眠り運転をしたのは一五%
でした。

なんと、運転手全体の四人に一人が月に一回以上、一〇代の若者に至っては七人に一人が、「週」に一度以上の居眠り運転をしていたのです。

最新のデータだとどうかは分かりませんが、居眠り運転は、よくあることだといえます。
原因やその対策について、引き続き調べていきます。

参考文献:
National Sleep Foundation. 2005 Sleep in America Poll.
Tefft BC. Asleep at the wheel: the prevalence and impact of drowsy driving. AAA Foundation for Traffic Safety, Washington, DC 2010.
National Sleep Foundation. 2006 Sleep in America Poll.