【書評】誰が「知」を独占するのか★★★
書籍、芸術作品などすべてのものをデジタルアーカイブ化するという試みについて書かれています。
アーカイブ化の役割が書いてあります。
まずは、知の共有です。
災害時の成功事例、失敗事例もそうです。
東日本大震災で、GoogleやYahooが連携してアーカイブを作ったことは有名です。
滅多に起きない分、どこかに保存しておかなければいけません。
また、資産の喪失を防ぐという点もあります。
本の寿命は非常に短いそうです。ベストセラーでも10年もたないとか。
すぐに廃刊となってしまい、そうすると資産が失われてしまいます。
さらに、フィルム時代の映画などは劣化や火災などでの喪失が非常に多いそうです。
これらの喪失を防ぐというのは、文化的にも大変重要です。
さらに、現在進行しているアーカイブプロジェクトの国際比較も書いてあります。
ヨーロッパでは、Googleに補償をしかけるなど対抗意識がものすごく、アーカイブ化でも対抗するべく政府主導でのプロジェクトが進んでいます。
日本でも、書籍のアーカイブ化はそれなりに進んでいるようですが、ほとんどが著作権の切れた作品だけに限られるという問題があります。
アーカイブ化の障壁についての権利もまとめられています。
JASRACのやり方を参考にすればどうかというのが筆者の意見です。
詳しくは本書を参考に。
色々とまとめられており、勉強になる一冊でした。
アーカイブ化の役割が書いてあります。
まずは、知の共有です。
災害時の成功事例、失敗事例もそうです。
東日本大震災で、GoogleやYahooが連携してアーカイブを作ったことは有名です。
滅多に起きない分、どこかに保存しておかなければいけません。
また、資産の喪失を防ぐという点もあります。
本の寿命は非常に短いそうです。ベストセラーでも10年もたないとか。
すぐに廃刊となってしまい、そうすると資産が失われてしまいます。
さらに、フィルム時代の映画などは劣化や火災などでの喪失が非常に多いそうです。
これらの喪失を防ぐというのは、文化的にも大変重要です。
さらに、現在進行しているアーカイブプロジェクトの国際比較も書いてあります。
ヨーロッパでは、Googleに補償をしかけるなど対抗意識がものすごく、アーカイブ化でも対抗するべく政府主導でのプロジェクトが進んでいます。
日本でも、書籍のアーカイブ化はそれなりに進んでいるようですが、ほとんどが著作権の切れた作品だけに限られるという問題があります。
アーカイブ化の障壁についての権利もまとめられています。
JASRACのやり方を参考にすればどうかというのが筆者の意見です。
詳しくは本書を参考に。
色々とまとめられており、勉強になる一冊でした。