野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

テレビが生き残る方法

Amazonビデオ、ネットフリックス、日本ではdTVなど、ネット配信が盛んです。
これまでは映画やテレビ放送されたアニメなどの配信がメインでしたが、独自コンテンツの作成の流れが続いています。

現時点では、コンテンツ作成についてテレビは頭一つ抜けていると思います。ユーチューバーの動画よりも、テレビの方がずっと面白い。

余談ですが、ユーチューバーという職種は早晩成立しなくなると私は考えています。
なぜなら、彼らが受けているのは小学生低学年が主です。小学生が閲覧した動画の広告収入で彼らは食べているわけですが、一方で、企業にとっては自分たちの広告が小学生にみられても、効果が著しく低いはずです。
アクセス解析すれば、閲覧した年齢層によって広告単価を変えることも可能でしょうし、Googleはそれによって、広告主にとって効率的にする方が企業価値が高まります。したがって、広告効果の低い層でどれだけアクセス数を稼いでも、いずれ広告単価を下げられて終焉を迎えるだろう、というのが私の予想です。

閑話休題

しかし、ネット配信の会社が独自コンテンツをつくるとどうなるでしょうか。

面白いと思ったらCMを気にせず見ることができる。早送りだってできます。

明らかにテレビよりもネットの方が便利です。
つまり、これまでのテレビ番組の作り方では、ネットに優位性があるということになります。

ではどうすればテレビが生き残るでしょうか。

私は、「テレビというプラットフォームの利用者を広げる」ことが重要ではないかと思います。
なんだかんだ言っても、テレビを持っている家は多いです。
特に、高齢世帯ではパソコンがなくてもテレビはあるでしょう。

そこで、テレビを介した遠隔医療などはどうでしょうか。

診察を受けたい高齢者が、テレビの医療チャンネルに申し込む。
登録されている医師(たくさん)に通知がいき、時間の空いている医師が応じて診察が始まる。

もちろん、必要な機器などあるでしょうが、新しくパソコンを買って使い方を教えて…というよりは気軽なはず。

テレビ局と視聴者の双方向という試みはよくありますが、マスの視聴者とマスの視聴者同士をマッチングするプラットフォームとして、テレビの利用価値はまだあるのではないでしょうか。