野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

【書評】空き家問題★★★

【まとめ】
所要時間は30分。
不動産投資をすすめない系の本です。
人口減少の結果起きる現象を知るために、資料として面白いです。

【筆者紹介】
牧野知弘
オラガHSC株式会社代表。ボスコンなど経て、現在は空き地問題、不動産問題などに対して著作多数。

【感想】
人口減にともない、空き家問題が出てくるのは当然。
現在も、すでに新築の住宅着工戸数は減少傾向にあります。
空き家となっている住宅の築年数は、68%で築20年以上、33%が築36年以上とのこと。
とはいえ、マンションの空き家率は2.5%程度のようですが。

現在は、オリンピック、震災復興などの公共事業が多数あり、建築費用も30%程度上昇しているそうです。
市役所の建て替えなどを始めている自治体を見ると、嘆息してしまいます。

東京などの地域では人口減少は少ないものの、15-64歳の層はどんどん減っていきます。
一人暮らしワンルームの需要も、見極めていく必要があります。