【書評】池上彰の新聞勉強術★★★

【まとめ】
所要時間は30分。
新聞の表現、重要性について書いてあります。

【筆者紹介】
池上彰
説明は不要でしょう。

【感想】
新聞記事の読み方が書いてあります。
特に、表現一つ一つの意味は勉強になります。

「成り行きが注目される」
「いずれにしても」
この言葉が出てきた記事は読まなくてよい。

「関係者の話などでわかった」
これは、筆者の独自取材が加わっており、記者の自信のあらわれ

など、一つ一つ丁寧に解説してあります。
さすがにすべて把握して読むのはマニアックですが、気にかかった表現は知っていると面白いでしょう。

日経新聞が切り抜きを意識している新聞というのは興味深いです。
Evernoteとの連携が進んでいるのも、この点でしょうか。

再読はないですが、面白い本でした。