野生医師@経済的自立を目指す勤務医

お金にこだわらず、趣味で勉強しながら医師をするために経済的自立を目指しています。年利10-20%を目標に運用しています。2020年は資産所得300万円/年を目指します。

トラリピのヘッジとしてのスワップ戦略

トラリピ戦略は、単純だがほったらかしでも年利10%程度が見込める、良い戦略だと考えています。
一番の問題点は、含み損が膨れ上がること。
これは十分な原資を放り込んでおけば問題ない。

もう一つの問題点は、収入が発生するタイミングが読めないこと。
トラリピのリスクを下げるためには、トラップ幅を広くとる必要があります。
しかしそれだと、大きなトレンドが発生しなければ、利益確定までいたらず、ずっとポジションを持ったままになってしまいます。

それだと、年利で10%でも月ごとでみると収入がまちまちです。
これでも構わないのですが、せっかちな私としては動きがないと焦ってしまいます。
そこで私は、スワップの大きい通貨ペアの運用を行っています。

例えばEUR-ZAR(ユーロ、南アランド
1万通貨(0.1Lot)取引すると、160円/日くらいのスワップポイントが手に入ります。
ランドの政策金利は7%、ユーロの金利は日本よりも低いので、この差はほぼ最大と思って良いでしょう。
そうすると、0.1Lotの売りポジションを放置するだけで、年間で6万円くらいのプラスとなります。
あとは、多分に精神安定剤的な役割ですが、トラリピが久しく利益確定にいたらない場合でも、毎日のスワップで心を紛らわすこともできます。


また、EUR-ZARの利点はそれだけではありません。
現在ユーロ高が続いています。
これはフランスの大統領選挙が無難に終わり、さしあたってのリスクがないことによると考えられます。
しかし、マクロン大統領も支持率が低いので、改革は難航することが予想されます。
くわえて、移民問題、ドイツの一人勝ち状態、テロなど、他のリスクはまったく手付かずで放置されています。
現在のユーロ高は、いずれ反落するものと考えます。

一方、南アフリカの経済は、まだまだ成長余地が大きく、ランドの価値は上がっていくものと考えられます。
中国景気との連動が予想されるので中国バブルのリスクは考えなければいけませんが。
いずれにしても、現在のEUR-ZARは過大評価されているものと私はみなしています。

したがって、スワップ益だけでなく、為替差による利益も見込むことができます。

私自身、いっときは1Lotをなんとなく保持していましたが、半分以上を利益確定して、現在は0.2Lotを保持(これはずっと保持する予定)している状態です。
EUR-ZARペアを取引しているのはもちろんXMです。

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トラリピは含み損が発生するため、精神的なケアが重要です。
仲間と一緒に現在のポジション、考察内容を共有することで、自分の方向性が一人よがりになっていないか、見つめ直すことができます。
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