【クレジットカード】MUFGプラチナアメックスを解約します
これまで、メインカードとしてMUFGプラチナアメックスカードを使用していました。
JALマイルの還元率が高く、プライオリティパスが家族会員も無料で取得できるなど、割とお得ではありました。
今回解約を決意した理由は3つあります。
①家族会員のプライオリティパス
家族会員のプライオリティパスの使用機会はありませんでした。実際、JALの上級会員を持っているので、私のようにLCCを乗るのでなければ、大概の場合はoneworld系列の航空会社を選び、ラウンジに入ることができます。
また、万一プライオリティパスがほしければ、年会費1万円の楽天プレミアムカードがあれば十分だという結論に達しました。
②マイル移行手数料が高い
これが一番の理由です。
確かにマイルはものすごくたまりました。しかし、そのたびにマイル移行手数料がかかります。
まとめて行うと10万円近くかかりました。
これなら、年会費5万円クラスのクレジットカードと同じです。
③マイル移行が面倒
しかも、そのマイル移行がハガキでの申請です。
これは面倒です。単なる数字の移行なのに。
年に数回なのですが、私にはこれが耐え難い無駄のように思えました。
というか、この姿勢が気に食わないですね。
なぜこの時代にハガキでの手続きで、しかも
MUFGとセゾンの違い
結局、セゾンプラチナビジネスアメックスに移行することにしました。
マイル還元率は若干下がりますが、こちらは年間200万円以上使うと年会費は1万円。
マイル移行は自動で無料です。
まとめると以下の表のような違いがあります。
MUFG | セゾン | |
マイル還元率 | 1.36% | 1.125% |
年会費 | 2万円 | 1万円(200万円以上利用時) |
マイル移行手数料 | 参加年会費が3240円 移行手数料が6480円 |
無料 |
マイル移行手続き | 郵送 | 自動 |
仮にマイル移行手数料がゼロ円だとすれば、年間450万円程度利用すればマイル還元率の差でMUFGの方がお得になります。
しかし、以前の考察でも述べていますが、このカードは使えば使うほどお金がかかります。
3年間で1680万円使用するならMUFGでは228400マイル、セゾンでは189000マイル。
MUFGの方が39480マイル多くたまります。
このマイル移行手数料は、だいたい6480*15+3240=100440円かかります。それに加えて年会費がMUFGの方が1万円高いので、3年間で3万円かかります。
つまり、MUFGの方が40000マイル多くたまる一方で、それを取得するためにかかる費用が、MUFGの方が13万円かかります。
3年間で1680万円使ったときのマイル、かかるコストまとめ
同じくJALマイル高還元率カードとして有名なSPGアメックスも含めて、3年間で1680万円使ったときに取得できるJALマイル、かかる費用をまとめました。
MUFG | セゾン | SPGアメックス | |
取得マイル | 228480 | 189000 | 210000 |
かかる費用 | 165240 | 32400 | 100440 |
マイル/円 | 1.38 | 5.83 | 2.09 |
カードにかかるコスト1円あたりどのくらいのマイルを取得できたかについては、セゾンプラチナビジネスは圧倒的です。
一方で、JALマイルは購入できないのでプライスレスという考え方も可能です。ビジネスクラスの特典航空券であれば1マイル5円くらいになることもあります。
したがって、なにがなんでもJALマイルをほしいという方もいるでしょう。
そのあたりは考え方次第です。
まとめ
まとめると、効率的にマイルを取得したい人にはセゾンプラチナビジネスアメックスがおすすめ。
一方で、効率は悪くてもとにかくマイルがほしい人にはMUFGプラチナビジネスアメックスがおすすめです。
私の場合は、年間4万円の節約を取りました。
考察前はセゾンプラチナビジネス一択だと思ったのですが、ちゃんと計算してみると意外とMUFGプラチナビジネスも悪くないですね。
だからこそ、MUFGにはなんとしてもユーザビリティの改善を検討していただきたいところです。
なんとなく、ニコスは殿様商売で、MUFGプラチナアメックスのブランド価値を高めようという意志を感じないんですよね…。
【書評】勤務医に不動産投資は追い風。だがその前に読むべき本
不動産投資の悪徳業者にフォーカスして、その手口を書いた本。
特に、不動産投資でカモにされやすい高所得サラリーマンや医師などの士業の方にはおすすめです。
業界の8〜9割は悪徳業者だと言われています。
実際、そのとおりでしょう。
まず大切なのは、その物件の相場、空室状況は必ず確認すること。
現地に行けばどのような住民層が住んでいるか分かります。
さらにネットでも、楽待などで同じ物件があれば売り出し価格は少なくともわかります(成約価格ではないので、実際に取引される価格はもっと安いことに注意)し、SUUMOなどで賃貸情報を調べれば、賃貸を募集している、つまり空室がどのくらいあるか分かります。
ついでに家賃相場も分かります。
そうすれば、現在の価格、利回りがどのくらい楽観的なものかが分かります。
これは心理学でも明らかになっていますが、人間はあまりに多額だと思考が鈍り、節約、値切るなどの交渉をしなくなります。
なので、野菜の数十円は値切るのに、割高なマイホームはぱっと見ただけで買ってしまうのです。
不動産投資においては、まず不動産業者との関係づくりが大事です。
そして、最初の一軒をよく吟味して購入しましょう。
さらに、その一軒が想定されていたキャッシュフローを生まないのであれば、そこで不動産投資から手を引くべきです。
間違っても、損失をカバーするためにもう一軒という考え方はやめましょう。
家賃収入がいくら増えても、借入返済額がそれを上回っていればキャッシュフローはプラスになりません。すると返済に苦しむことになります。
巷の不動産投資サイトでは家賃収入○千万などという数字が舞い踊っていますが、その人達の本当のキャッシュフローは誰にも分かりません。
このブログを読む方々は若い方々でしょうから、キャッシュフローがマイナスになるようなら投資はおすすめしません。
家賃1億円で返済額1億2千万円よりも、家賃120万円で返済額100万円の投資の方が目指す姿です。
それを損切りができず、同じ業者からさらに質の悪い物件を買わされることになると、どんどん損失が膨らんでしまいます。
色々書きましたが、勤務医や高所得サラリーマンなどカモにされやすい方々にとっては追い風な相場であることも事実です。
特に、スルガ銀行が絡んだ物件に関しては、割安で市場に流れてくることもあるようです。
そのなかで、属性の高い方々は他の金融機関も安心して融資をつけやすいので、取引もスムーズにいきます。
ただあくまでも投資は自己責任だということを忘れずに。
業者は取引成立で儲けています。長期でコミットしてくれる業者はあまりいません。(長期でコミットとはいえサブリースは最悪です。)
そこに気をつけてください。
【週間FX成績】8/3-8/9(+7.6万円):ウハウハだが喜んでばかりもいられない
先週の利益報告
まずは先週の利益報告です。
現在の証拠金原資が700万円(増やしました)なので、年利換算は75765*4*12/700=52.0%(!!)です。
現在のポジション
記載内容は、通貨ペア、ロング/ショート、トラップ幅/決済幅(pips)、ポジション単位(×100000)の順です。
①USD-JPYロング
25/75 ポジション単位0.05
決済回数は4回
以下、すくみの4ポジション。
②AUD/JPYのショート 20/100 ポジション単位0.02→0.03
決済回数: 8回
③EUR/JPYのロング 30/140 ポジション単位0.02→0.03
決済回数: 1回
④EUR/USDのショート 20/70 ポジション単位0.02→0.03
決済回数: 1回
⑤AUD/USDのロング 25/120 ポジション単位0.02→0.03
決済回数: 0回
含み損
含み損は約100万円です。(2019/8/3時点)
トータル利益:64万円
総括
激動の一週間でした。
波力発電ともいうべきトラリピ取引は、決済回数が増えますので、ウハウハな方も多かったことでしょう。
含み損が100万円を突破しましたが、これまでの含み益を換算すると証拠金へのマイナスは36万円程度。まだまだ余裕があります。
この状態で決算を迎えると赤字になって差益の税金はゼロになるというのも法人取引の強みです。
とはいえ、さすがに年利50%換算はおかしいので、この相場が続くなら原資の増額も考えなければいけません。
年利換算で平均20%以内に抑えておきたいというのが本音です。
今後もまだ激動が続くでしょうが、皆さんストップロスには気をつけて、過剰なリスクを取らないようにして利益を出していきましょう!
【投資】不動産投資は一人で始めるな
最近不動産投資を始めようと準備を進めています。
FXによる運用がメインですが、レバレッジをきかせていても、借り入れはできません。
自分の与信枠を使って投資の幅を広げられるように、不動産投資を検討しました。
これまでも色々みていたのですが、やはり感じたのは一人で始めたらカモにされて終わるということ。
というのは、不動産投資は情報の非対称性が高いからです。
私も医師という、情報の非対称性が高い産業にいるから想像がつきます。
情報の非対称性が高い世界では、情報の上流にいるものが圧倒的に強く、素人はどれだけ情報を取っているように見えてもババをつかまされたり、間違った決定を下してしまいます。
なので、不動産投資を始めるときには大手の不動産業者、それと並行して個人事業などの不動産業者などにお話を聞くことをおすすめします。
複数の情報源を持つことで、妥当かどうかがわかります。
楽待やら健美家、様々なサイトがありますが、あのような市場に載っている時点でかなり手垢がついた物件、つまりお得意様や経験豊富な不動産投資家が見送った物件ということは確実です。掘り出し物はまずありません。
TATERUなどのテック企業が風穴を開けようとしましたがうまくいかずに結局詐欺になってしまったのも、アナログな世界の信用商売だからでしょう。
すごくシンプルですが、信頼できる不動産業者を見つけることが、不動産投資成功の秘訣のように思います。
【医療】いい病院の見つけ方
時々、知り合いから「いい病院を紹介してくれないか」と言われます。
都内であれば知り合いも多いので可能なのですが、遠方だとなかなかネットワークもありません。
そんなとき、週刊誌などがまとめている手術数ランキングは、意外と役に立ちます。
その疾患、関連疾患の手術数や患者数が多い病院は、やっぱりいい医師が多いです。
一方、「神の手」とか有名な医師は必ずしもいいとは限りません。
大事なのは、「いま有名な医師」ではなく「これから有名になる医師」という医師を見つけることです。
いま高名な医師、特に外科医は、大抵の場合ピークを過ぎています。
年齢によるものもありますし、講演活動など熱心にされている医師なら、現場感覚が薄れていることすらあります。
また、その方のお弟子さんが優秀であるとは限りません。外科医として優秀だった医師が、必ずしも後進を育てるのに熱心とは限らないからです。
むしろ、若手で手術をやりまくっていてよく勉強している医師が一番大事です。
年代でいうと、30代後半から40代くらい。
業界内では評判になっていますので、詳しい医師ならすぐ分かります。
知らない場合でも、そういう方は大抵症例数が多い病院でトレーニングを受けているので、先程述べたランキングに載っているような病院で会える可能性が高いです。
なので、皆さんの大切な方がもし病気になったときには、知り合いに医師がいるならいい医師がいないか聞くのが一番ですが、もしあてがなければ週刊誌などのランキングは意外と参考になります。
【週間FX成績】7/27-8/2(+3.9万円):激動、はじまる。
先週の利益報告
まずは先週の利益報告です。
現在の証拠金原資が700万円(増やしました)なので、年利換算は38784*4*12/700=26.6%です。
現在のポジション
記載内容は、通貨ペア、ロング/ショート、トラップ幅/決済幅(pips)、ポジション単位(×100000)の順です。
①USD-JPYロング
25/75 ポジション単位0.05
決済回数は2回
以下、すくみの4ポジション。
②AUD/JPYのショート 20/100 ポジション単位0.02→0.03
決済回数: 8回
③EUR/JPYのロング 30/140 ポジション単位0.02→0.03
決済回数: 0回
④EUR/USDのショート 20/70 ポジション単位0.02→0.03
決済回数: 3回
⑤AUD/USDのロング 25/120 ポジション単位0.02→0.03
決済回数: 0回
含み損
含み損は約89.5万円です。(2019/8/3時点)
トータル利益:56万円
総括
ついに来ました。トランプさんのTwitter砲。
ちょうどすべての取引単位を増量したところだったので、激動に伴う含み損も決済益も吹き上がりました。
これが良かったのかどうかは後になってみないと分かりません。
現時点では、これまでの利益分があるので、含み損100万円程度は全然耐えられます。
引き続き経過をみていきます。